出会い

 

 

彼は子供の頃からスポーツをやらしてみては、

すぐにコツを掴み、短期間で上手い部類に入る

子供だった。

しかし、人並みよりも少しでも上手ければ

いいや。と考える子供だった。

その為上昇志向なんて皆無、練習嫌い。

熱しやすく冷めやすい性格になっていった。

なんでも出来ない時は必死になり、夢中に

なるけど上手くなればすぐに興味がなく

なるそんな子供だった。

 

それは恋愛でも同じだった。

誰かが可愛いと言えば狙いに行き

SEXを出来ればそれで満足だった。

アフターケアなんてモノはなかった。

1回狙って落とせなければ、めんどくさがり

頑張らなかった。その人自体に興味が

ないのに頑張る事が出来なかった。

 

そもそも彼は人に興味がなかった。

食にも興味がなく、ありきたりな

好きな食べ物は?って質問にも

特にない。全部普通くらい好きって

答えるような人だった。

眠りにつく時にこのまま死んだらどーしよ

って考えて寝れなくなるとツレが話しを

していても、そんな風になった事がなく

共感できなかった。

もし明日死んでも、いつ死んでも

後悔はない。やり残したこともない。

そう過ごしてきたからだ。

こう言えば聞こえがいいがただ単に

何事にも無関心なだけだった。

自分の赴くままに

日々を過ごしていた。

 

 

なに考えてるかわかんない。

変わってる。

宇宙人と話ししてるみたい。

私に興味ある?

本当に人を好きになった事ある?

 

幸か不幸か彼は口が上手くこんな質問を

されても、本当は思ってもいないのに

相手が望んでる答えを言いその場を

しのぐ最低な男だった。

 

毎日そんな感じで適当に過ごしていた彼も

普通に就職をし、大きな環境の変化の渦に

飲み込まれそうになっていた時期に

彼女と出会ったのだった。

 

出会いは友達が地元の人達と海に行くから

こうへん?と誘われて行った時だった。

彼女は友達と地元が同じでその時の

彼氏も一緒に来ていた。

BBQしながらワイワイして海を楽しんで

その日は終わりだった。

後日、当時流行っていたSNSで友達の

地元の人達にありがとうのメッセージを

送っていた時に、例外にもなく彼女のを

見つけ送ったところから全てははじまった。

 

 

 

つづく...